まず、人の免疫機構について警察を例にして説明してみます。
コロナを悪質なねずみ講の犯罪者とします。
子供の体の警察はまだまじめなので、カフェで若い男の子をだまそうとしているコロナを交番の警察官が捕まえて、説教して事件解決ですぐに釈放です。そのため、犯人はまた再犯します。それが2回目の感染です。
大人になると、警察もだらけてくるので、カフェで若い男をだまそうとしているコロナを見逃します。すると、若い男の子がコロナ2世となってさらに次々にだましていきます。ある程度、被害が大きくなってから、コロナ14世くらいをマクロファージ刑事が捕まえて、身ぐるみはがしてコロナ1世の連絡先と写真を財布から見つけます。警視庁の形質細胞デカにその写真で指名手配してもらいます。その指名手配書が抗体です。手配書が出回ってしまうと、コロナ1世はすぐに掴まってしまうのでもう事件は起こりません。
抗原検査
コロナウイルスは設計図のRNAをウイルスの殻(から)が包んでいます。
殻はウイルスが感染した細胞がその設計図から作ったたんぱく質でできています。
殻はコロナ犯人の顔みたいなものです。その顔の特徴をしっかりとらえた指名手配書をもって、唾液の中にそいつがいるかどうか調べるのが抗原検査です。
欠点は、整形されたら見逃してしまうということです。RNAは非常に不安定で変異が入りやすい、つまり、整形しやすいんですよね。なので、抗原検査は顔と体のほくろの位置といった風に指名手配書を複数用意する必要があり、整形疑惑が起こったら新しい指名手配書を作る必要があります。インフルエンザワクチンが毎年整形に合わせて変更するのと同じですね。
抗体検査
コロナは海外逃亡したあとです。わかっているのは、やくざとトラブって落とし前で失くした小指の形だけです。そこでコロナには余罪があるはずだと、全国の指名手配書数万を照らし合わせて小指の形を比べます。もし、見つかったら、やはり奴は国内で犯罪をしていたとなるわけです。
欠点は、似たような小指が多くて、本当に一致しているか怪しいところです。
また、そもそも小指情報がない手配書も多いので、小指の情報を取ってなかったら見逃します。
抗体検査は、指名手配書を作ったかどうか、そして、その手配書がちゃんとこちらが持っている証拠の部分をおさえているかどうかが大事なのです。
PCR検査
警察が持っている証拠はコロナの指紋情報です。一致すれば100%犯人確定です。怪しいやつがいないか、咽頭という雀荘にがさ入れします。ところが、コロナは指をこする癖があって、がさ入れを早くしないと指紋が消えてしまうのです。特に犯罪を犯して最初の5日間なら指紋は必ず残っています。いかに早く怪しい雀荘をみつけるかどうかが肝です。でないと、指紋が消えてしまったり、裏口から逃げてしまったりすることがあります。裏口から逃げる(偽陰性)と、別の街に行ってまた同じ犯罪を犯します。
また、指紋の鑑定に数時間かかるのが欠点です。
まとめると、PCR検査は犯罪を犯して5日目以降はどんどん同定力が落ちていきます。抗体検査は、証拠が断片的過ぎて、偽陽性も偽陰性もでやすいのが欠点。抗原検査は変異の影響をPCRよりは受けますが、しばらくは大丈夫なので、報道通り偽陽性がないなら、それが普及するようになるでしょう。
ちなみに他のウイルスとどれくらい似ているかはアミノ酸配列がこの論文のFig.1に載っています。
さて、以前も書いたようにコロナ騒動を終息させるには、早期検査体制とリスク患者への早期治療です。そのため、抗原検査は保健所など、病院とは異なる場所で30分ほどの待ち時間でできるようにして、リスク患者はアビガンやレムデシビルの治療を早めにするという体制です。すでに倒産が増え始めていますから、そういう体制なら年末くらいには確立できそうですけどね。あとはリスク患者がどの程度増えるかですね。
週20万個体制でキットを作るそうなので、承認された2か月後くらいから年間1000万キットくらいですね。後発の会社も出てくるでしょうから、もう少し増えないといけないでしょう。人口が半分のフランスですら、週70万検査体制でロックダウン解除していくそうなので。
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