新型コロナウイルスの集団免疫へは治療法開発とリスク軍の準隔離が必要(武漢での漢方薬、清肺排毒湯の紹介)(2020.3.20の記事の再掲載)

新型コロナウイルスは封じ込め可能だと主張する人もいるし、WHOもその立場ですが、元々動物が持っていて、動物の間で流行していたわけだから、そういう動物と接触する限りはい続けること。それゆえに犬や猫への感染可能性が非常に重要となります。

次に中国で陰性化して退院した後、陽性化した人が14%もいたということをどう考えるかです。体調不良で入院していたわけですから、退院後もマスクはしていただろうし、自宅で療養していたはずです。また、ウイルスの特性上、感染細胞が完全に体からいなくなるという状況はちょっと考えにくいですよね。免疫力が落ちれば再び活性化してもおかしくありません。なので、再感染というより、再発症やウイルスの再増加とかではないかということです。そうすると、封じ込めで完全にこの世から消し去ることは不可能となります。

家に引きこもって、買い物はすべて配達、仕事もリモートワーク、集会は禁止という中国をまねれば、封じ込めできると主張する人もいますが、人と会わないことによるうつ病やそれによる自殺、さらに婚活どうするの?ということにもなります。


それゆえに集団感染で、感染が広がらないように食い止めるというのが現実的なのです。

で、今の日本の状況は、ピークカットで軽い感染拡大を見込みつつも、重症者や死者を出さない方向で頑張っており、実際、結果が出ています。



それゆえに感染者への差別や中傷がひどい状態となっています。
この出口をどうするかです。

厳しい規制で患者が増えていない国もありますが、じゃあ、その規制はいつ解除するのかが正直、考えなしのような状態です。暖かくなれば、いなくなるかというと、確かに冷え込みが減ることで重症化は減るでしょうが、感染がなくなるわけではありません。

封じ込めできるなら、一度感染した人はもう安全だよとなりますが、新型コロナウイルスは抗体で感染の有無をチェックできない以上、感染時に同定できなかったら、感染の既往もわからないし、結果、本当の死亡率もわからないんですよね。

なので、集団免疫へは、ゆっくりとした感染拡大と重症化を防ぐ治療法の確立、さらに高リスク軍である喫煙高齢男性の準隔離が有効になります。

www.landerblue.co.jp



先日、ニュースになったぜんそく薬も重症化を防ぐための薬であり、普通の人が使うと免疫抑制剤なので、返ってウイルスが元気になってもおかしくありません。そういうのは、高齢者で状態が悪くなりそうな人向けの治療法なわけです。

若者や軽傷者向けの治療法としては中国で、武漢の患者の80%に飲ませていたという漢方薬があります。

清肺排毒湯 – Wikipedia


予防薬ではないので、あくまで発症してから飲む薬です。

清肺排毒湯はあいにく日本では売られていないため、漢方薬の専門家に聞いた、それに似た配合率になるための漢方薬の混ぜ方をクラブで紹介しておきます。

清肺排毒湯ですが、

麻杏甘石湯(55)
五苓散(17)
に下記のどちらかを混ぜます。体力ある人は大柴胡湯を、ない人は小柴胡湯を。
大柴胡湯(8)
小柴胡湯(9)

この三つを袋の中で混ぜて、飲むときにお湯に溶かして一日2,3回食前に飲むと良いそうです。かっこの中は漢方薬の番号です。

日本では売っていませんが、下記もよいそうで、マニアックな漢方屋さんにはあるかもしれません。
射干麻黄湯(やかんまおうとう)

dentomed.toyama-wakan.net



これもほとんど売ってないのですが、あればいいかもです。
藿香正気散

www.halph.gr.jp



いずれも症状が出てから飲む薬なのと、意外と漢方は高いので、あらかじめ買っておくにしても3~5日分くらいでいいと思います。

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