遺伝子検査で子供の理想の職業がわかる不幸の理由
遺伝子検査をしているとよく聞かれるのが、理想の職業は何ですか?というものです。お子さんが将来、何になったら良いんだろうと心配していたり、よりよい人生を歩むために向いている職業につければとの思いからだとは思いますが、それを知ることは全く逆効果ですよという話です。
子供というのは、ご自身もそうであったように親から期待されていると感じています。
親から親以上に成功して欲しいと最初は願われているはずです。そして、その願いはちゃんと子供に届いています。
もし、子供が親が期待する通りの成長と結果を見せてくれたら、どう思いますか?
嬉しいですか?嬉しいですよね。
でも、子供はそうは感じません。
それでは、親を越えたことにならないからです。
つまり、親があなたの遺伝子検査の結果、公務員に向いてるわよと公務員になりなさいと言われても、公務員になることでは親の想像を越えられていないわけです。
そのため、子供が示す反応は公務員だけには絶対ならないです。
遺伝子検査の結果、公務員に向いているとわかっても、それを子供に伝えることは全くの逆効果になるわけです。
では、何を伝えたらいいかです。なりたい職業は子供が勝手に見つけてきます。
その職業になるためにどう頑張ったら、効率よく楽にできるかの情報なら、納得感をもって受け入れてくれる可能性は高いです。
何をするとか、何になるとかは受け入れてもらえませんが、どうしたら楽になるかなら聞く価値があります。試行錯誤する中で確かにそれが楽だと実感できるからです。そのとき、何をするかは全面的に子供に任せるのがポイントです。
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